奄美大島の文化風土や特色などをご紹介します。

奄美大島の文化風土

奄美大島は鹿児島から約380km離れたところにある奄美諸島を構成する島です。日本では3番目に大きな島で、気候は亜熱帯に属しています。鹿児島と沖縄本島のちょうど中間に位置することから、温帯と亜熱帯両方の生物が生息していることでも知られており、世界的にも珍しい生物がたくさんいます。アマミノクロウサギなどは全国的に知られている天然記念物ですし、ほかにも鳥類のルリカケスのような天然記念物が生息しています。またマングローブでも知られており、国内2番目の規模のマングローブ林もあります。

人はこの自然や生態環境を指して「東洋のガラパゴス」と呼んでいます。

古くから交易・移動の中継地点として重要な役割を果たしており、古代では遣隋使や遣唐使の中継地点として利用されました。また日本だけでなく、琉球や中国、東南アジアとの交流も盛んで、その文化を色濃く受けたことで独自の文化を育んできました。今も奄美大島の名物として人気のある黒糖焼酎や奄美大島紬なども中国からの影響なしには考えられないものです。

そしていまや全国規模の知名度を博するようになった伝統音楽、「シマ唄」。現在では「島唄」として沖縄音楽のイメージが強くなっていますが、元は奄美大島の伝統音楽。現在でも数多くの歌手が活躍しているほか、民間でもしきりに歌われており、大会なども開催され、奄美の文化遺産として根付いています。

こういった独自の文化風土を持った奄美大島。単なる観光地ではなく、奥の深い魅力を持った地だといえるでしょう。

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